谷川岳 今年初の本格的な雪山へ!!

2020.02.22 Saturday

0

    毎年この時期は、家から1時間ほどの鈴鹿山脈で雪山登山を楽しむのが恒例だが、

    今年は2月になってもほとんど積雪がないほどの暖冬で、なかなか雪山へ行けずにいた。

     

    本格的な雪山を求め、2020年2月11日(火)、車で片道7時間の大遠征をして群馬と新潟の県境にある谷川岳(1,977m 百名山)へと雪山登山に出かけた(^^)/

     

    谷川岳は美しい双耳峰からなり、それぞれのピークはトマの耳、オキの耳と呼ばれる。

    日本海側と太平洋側を分ける脊梁山脈であり、気候の変化がめまぐるしく冬季は偏西風が豪雪や荒天をもたらす。

    その厳しい自然環境から、1,500mmの比較的高度が低い位置から高山植物に出会えるほど!!

     

    谷川岳の東側は、一ノ倉沢などの大岩壁を有しており、日本三大岩場のひとつとして知られ、自然環境の厳しさも相まり難者数の数は群を抜いて多い。

    今回登ったのは、天神スキー場から天神尾根を登るコースで、難所もほとんどなく、遭難も少ない初心者用のコース。豪雪地ながら関東エリアからの交通の便が良いため、冬季も多くの登山者に愛されている。

     

    2/11朝は麓の群馬県水上町の天気は雲り、気温-3℃、風速5mほどと雪山登山としては悪くないコンディションの中、雪山登山の万全の準備を整え、ベテラン登山家と共にスタートを切った。

     

     

    谷川岳(1,977m 百名山)

     

    谷川岳ロープウェイで標高1,320mの天神平へ

     

    AM 10:13 天神平をスタート!! 天神平スキー場横の冬季専用登山道を登る。先行登山者20名ほどが見えた。

     

    さすが新潟の県境の山 積雪量が多い

     

    厳冬期の山だが、あたたかいエネルギーに包まれているような感覚

     

     

    1年ぶりの雪山、雪を全身で楽しみ、1歩ずつ登っていく(^^♪

     

     

    AM11:16 熊穴沢避難小屋着 ここから先は積雪量も多くなり、膝上ラッセル。風も強くなってきたので先行登山者10名くらいも停滞していた。

     

    避難小屋の屋根以外は雪に埋もれていた

     

    熊穴沢避難小屋から天神尾根を登る 風も次第に強くなり視界も悪くなってきた。

     

    天狗の留まり場の少し先でホワイトアウト。山頂までは標準タイムであともう少し(45分)。もう少し進みたいという気持ちを抑え、安全のためここにて登頂断念。来た道を引き返す。 

     

    天狗の留まり場にて

     

    天神尾根の下り 吹雪により歩いて来た道のトレースが見えなくなり、数回コースアウト。腰上〜胸程のラッセルで身動き取れず。ここで無理すると遭難するので、安全に来た道を引き返す。

    豪雪地帯の雪山では、このように通常のコースタイム通りにいかないこともしばしば。無理をしないこと、3シーズンの時期よりも時間に余裕をもった登山計画が大切!!!

     

    ロープウェイが見えて安堵。

     

    下山間際、山岳警察と出会う(写真右下)。この日コース外を滑走していた中学生のスノーボーダーが遭難した可能性あり、捜索中とのことであった。雪洞を掘って夜の寒さをしのぎ、翌日、自力下山し無事であったことをニュースで知った。

     

     

     

     

     

    PM 3:50 天神平へ無事に到着 4:17 ロープウェイ

     

    谷川岳の雪山登山で自然の厳しさを身をもって体験、体感し、その大変貴重な記憶は身体の奥深くへと刻まれた。

    改めてあらゆるリスクを想定し、”備えることの大切さ”を身をもって学ばせて頂いた。

     

    おわり